山さんぽを開催するまでに頂いたサポート。自分のアイデアが、他人にはつまらないんじゃないか?っていう幻想の扱い方。

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アイデアはいろいろ思い付くのに、
他人をそれに巻き込むことに躊躇する。
なかなか一歩を踏み出せない人がいたら、
ぜひ読んでほしいです!

私は、じぶんとこの山を好きなペースで歩く、「山さんぽの会」を始めるにあたって、たくさんの人に手を差し伸べてもらいました。

山さんぽ開催にあたり、協力頂いた方々

私がやりたいな、と思っていることを既にやっている人に、
「どうやってやってるんですか?」と聞きました。
地域活性化支援団体 いなか伝承社 という団体があります。和歌山をベースにして、農山漁村や中山間地などの地域資源を活用して、いなかで挑戦できる場づくりや仕事づくりの支援を行っていらっしゃいます。団体の“中の人(代表)”と友人で、たまに情報交換とかさせてもらっています。

森のおさんぽ会や、昆虫系発酵調味料「イナゴソース」の開発などなど、多くの方から注目されている企画を、とんでもないペースで次々と実施しています。そのため先方がめちゃめちゃ多忙なのは知っておきながら、「山歩きする時の注意点とか教えて〜。」と頼りました。

また、私が以前働いていた会社の元上司の方にも頼りました。現役時代は仕事だけでなく、会社の山登りクラブでもお世話になっていた方です。引退後は、環境保全団体でボランティアをされているようです。

「山は手入れするもの。人の手が離れると、荒れていくもの。」ということを、私は(山で育っておきながら)知らなかったのですが、以前この団体を一度訪ねたときに教わりました。里山の整備や山歩きの経験豊富の元上司に、「教えてくださーい!」と頼りました。

緑の環境クラブ
兵庫県三田市立有馬富士森林公園を中心に、里山保全活動や環境体験学習への協力を行っている団体。

大したお礼ができないのに、忙しい人や目上の人に頼む。

私の周りに、私もやりたい活動を既にしている方々がいます。なのに今までは「教えてください」とお願いすることに抵抗がありました。

「忙しい人に、“私が、ただ知りたいこと”を聞いて、迷惑かもしれない。」

なんて、グルグル考え込んでしまい、
そうしているうちに、

・自分で調べることもできるのに!
・相手にとっては何のメリットもないのに、時間を割いてもらうのか!

私を思い留まらせる考えは、いくらでも浮かんできました。

今回私は、このグルグルゾーンを、突破することができました。
それは、マダムの師匠のおかげです。

相手にゆだねることを知る

“マダムの師匠”とは、私のメンターのような方で、
人生の節々で、背中を押してもらっています。

マダムの師匠

マダムの師匠

フットワークが軽い方で、こないだも、東京から尾道に来てくれました。「今日、尾道に行けるけど、会う?」って連絡が当日きて、その3時間後にはお会いしておりました。

その時は山さんぽの会ではなく、仕事の進め方について聞いていたのですが、
マダムの師匠はこんなことを話してくれました。

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まず最初に、私のなかで色んなアイデアが生まれます。
風船がポコポコと勝手にふくらんでいくイメージです。
それを実現させたい!と思った時、
誰かに協力を得られないかな?と思ったとします。

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私は今まで、

「私のお願いごとが、相手の負担にならないかな?」
「目上の相手に久々に連絡するのに、お願いごとするって失礼?」

と、答えが出ないことを不安に思い、さっとお願いすることができませんでした。
その不安を軽減するために、メールの文章を何度も書き直したり、
送信後も、「どうだったかな?」「受け取ってくれた?それともスルーされてる?」と不安の時間を過ごすことがありました。

アイデアの風船をわたせないこともあるくらいです。

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マダムの師匠は、

「風船が私の手を離れたら、
その後の扱いは相手にまかせてもいいんだよ。
それでたいがい、うまくいくよ♡」

と、教えてくれました。

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「風船が私の手を離れている間は、
こころと身体を別のことに使っとくといいよ。」

相手にお任せする。

私は「どうかな?どうかな?」と気をもむことなく、
他のことしている。

待つともなく、待っている。

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相手が受け取って、何かしら返事を加えて返してくれるでしょう。

スルーされることも、
思ったのとちがう返事をされることもあるかもしれない。

でも、それでもいいんです。

マダムの師匠

「うまくいってもいいし、うまく行かなかったら、
また別のご縁に巡りあう良いチャンスなのよ。
だから安心して、相手に渡してごらん。」

「相手がどう思ったかな?」ということを意外と気にする私のクセが、
私がアイデアを実行しない一番のさまたげになっていたんだ、ということでした。

マダムの師匠のおかげで、私は前述の2名に「教えてくださーい」とお願いできました。そしたら、自分で調べていたらめちゃくちゃ時間がかかっていただろう情報たちと、「応援してるよー!」っていうメッセージを頂きました。とても嬉しかった!

できなくて分からない自分のままを、人にさらけ出す

こんなことを体験して、味をしめた私。
「人にお願いをしてみる」ことへの抵抗感がうすくなりました。

山道の事前下見は、遠慮なく父に同行を頼みました。私がやりたいことをするために、父を巻き添えにする。以前だったら、頼ってしまう自分を「申し訳ない」と思っていたかも。でも、私は甘えてるんだと思うけど、特に問題ありませんでした

父と下見。

父と下見。

 

草刈りのための機械は、母に使い方を教えてもらった。

草刈りのための機械は、母に使い方を教えてもらった。

 

そして最後の最後!準備は1人で着々と進められるけれど、
「山さんぽしない?」と人に声をかけることが、気乗りしなかった。。。

 

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こんな“ウジウジ・イマジネーション(略して、ウジイマ。笑)”が
頭を占めていたんです。

しまいにゃ、「こういうことを考えている事自体が、
恥ずかしくて誰にも言えねー!」って状態になっていました。

そういう時は、パートナーの出番です。
ブラジルにいる彼にウジイマを聞いてもらいました。

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物事をきわめて現実的に処理していく彼。

「君のアイデアを100%応援してる。だから、あれこれ心配しないで、やってみな。君の企画がマニアックだと思うなら、 “もしあなたがマニアックだったら、このイベントに来て下さい。”と言って誘えばいいよ。Just do it!

と、私のアイデアに対して全面協力の姿勢を見せてくれました。
それで、そうだねそうだね、やるわ、やる!できることだけやる。
と思う事ができました。

参加者の感想

と、ここまで書いていたら、今日一緒に山を歩いた友人からメールが届きました。

 

今日は企画してくれてすごく楽しかったです。

明日ものぼりたいよ!ていうくらい笑

おかげさまで、今年いいことありそう!!

今日はよく眠れそうです。本当に楽しかった~

ハイキング大好き!

私は、この友人が「行きたい!」って言ってくれたから、
今日やれたんです。

気がついたら、日本中、そして世界の反対側にいる人にまで
サポートしてもらっていました。

みんなみんな、ありがとう!
ありがとうございます。

また、やります。
楽しいから!

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コメント2件

  • Masako より:

    これ、超ためになったわ!
    うんうん、ていうことばっかり。
    あきこのブログはいつもそう。
    そして答えも教えてくれてさいこー
    ストーカーみたい?笑

  • sleepycitybugs より:

    ストーカーみたい?って、そんなことないよ!笑
    ねー、私も人に教えてもらって、超らくになったよ〜!!!

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