彼が極上プランをプレゼンしてきた。どうしよう、めっちゃ良い。困る。
どうしよう、彼は「すごいデキる男」だった!
長崎をあとにして、熊本県の黒川温泉にやってきました。
ここに来ることは彼が計画しました。
「黒川温泉って、高級温泉街だよ〜」と九州出身の友人に事前に聞きました。
存在を知らなかったので、「へぇ、楽しみ!」くらいにしか思っていなかった。
★
来てみたら、大変なことだこりゃ。
この温泉街、めちゃくちゃ素敵!
茅葺き屋根のバス停に到着したら、
こじんまりとした規模の町並みが歩きやすくて、
あちこちに温泉の湯気がたっています。
そして彼が予約したお宿に到着したら、
こりゃぁもう、もう大変だ!
めちゃくちゃ高級旅館じゃないか!!!
人里離れた山の中に位置しているお宿。
街中からお宿のシャトルバスに乗ってきました。
バスを降りたとたんに、他の方が待っていてくれて、
玄関にはまた他の方が待っていてくれて、
胸元のピンマイクに向かって、小声で「○○様(彼の名字)ご到着です、女性の方は日本語大丈夫です。」と。
横の連携プレー!めちゃくちゃ大切に迎えられてると感じた!(声もれてたけど!)
お部屋からは山と川しか見えないし、
お風呂には、専用の雪駄に履き替えて、お庭の小径を歩いて向かう。
その雪駄はほんのり温められていたっっっ!
露天風呂に入ってみて分かったのは、
今見えている景色、山と川も、どうやらお宿の所有物のようだ!
山は草が刈られていて、ライトが設置されている。
きっと日が暮れたら、雑木林をライトアップするんだろう。
どうしよう、眼下に流れる川が、清流すぎる、
ヘドロや藻ひとつない!
★
どうやらここは、高級旅館のようだ、と気がついてしまった。
どうしよう、彼、めっちゃデキる男じゃん!!!!!
そして私は、高級旅館滞在をプレゼントされて心から歓喜している
ただの現金な女なんじゃんっっっ!!!
あぁ、彼はこんなに稼げる男なんだ。
と、彼じゃなくて、彼がくれたものを見て実感した。
私、そういう人間でした。えぇ。
★
そして心から「どうしよう!どうしよう!」という声が聞こえてくる。
どうしよう、私、必死こいてお金を稼ぐ必要ないじゃん!
どうしよう、今日、お夕飯までの時間で済ませようと思っていた仕事、
してる場合じゃない気がする。
(それで得る金額を、彼はさっさと超えて稼いで、私にくれている)
どうしよう、一生懸命「自分一人で稼げる様になりたい!」と、
がむしゃらだった時期、私はもうそこにいないんだ。。。
いま私は稼げる男の側にいて、甘やかされて
ただ嬉しい、ただの女だ。
★
現実をみろ。
受け入れるのか。
見なかったふり、できない。
ここにあと2泊する。
この体験をあと48時間し続ける。
寝て食べて温泉に入って、人里離れたプライベートの敷地内で。
極上の48時間になる。
やばい、今、方向性を変えるときな気がする。
というか、これで変わらなかったらウソでしょう、という位の
景色が広がっている。
どうする?
ざわ、ざわ、ざわ、、、。
★
彼がこんなに稼げる男なのならば、
私が稼ぐ!と肩肘はるのは、自信を欲していたかつての自分の残像でしかない。
じゃあ、どうする?
なぜ彼は、このような極上プランをプレゼンしてくるのか。
わからない。
でも、今私は現実に、ここにいる。
自分では一銭も支払わずに、ここにいる。
★
、、、どうしよう、さっきお風呂に入っている時に気がついてしまった。
自分の正直な本音。
今、頂いている仕事、リモートワークの件。
もう辞めたい。。。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
(せっかくのご縁をつないでつないで、
始まったばっかりなのにーーー!!!)
たぶん、私が好きなことを思いっきりやることだと思う。
「生活費どうしよう?」という顔じゃなくて、
「畑の野菜、超美味しい!!!」「これ欲しい、あんなこと実現させたい!」と、好きな事どんどんやっていくのが、いいんじゃないかな。と思う。
★
男に貢がれたら、喜びが溢れだした。
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