2017年、ブラジルのわが家の年越し。

Pocket

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって素晴らしい一年になりますように。
 
 
happy2017_akiko

 
 
ブラジルで過ごす初めての年越し。
わが家の様子を少しばかりお届けします。
 

2016年大晦日

ブラジルではRéveillon(レヴェイヨン)と言って、大晦日から新年に変わる深夜0時の瞬間を祝います。年が明けるとともに各地で大規模な花火大会が打ちあがります。その時に白い服を着ることも風習のひとつで、家族や友人とお祝いします。

 
リオデジャネイロのコパカバーナビーチの花火が世界的にも有名です。その瞬間を待ちつつ、昼間はビーチで過ごす人たち。12月31日といえども南半球に位置するブラジルは夏真っ盛り。この日、35℃の高気温となったリオデジャネイロの昼間の様子を伝える動画がありました。(1分22秒あたりから。ビーチで飲むビール、最高です!)


 
みんなだいぶ盛り上がっていますね!
 

その頃ブラジリアの我が家では、主人が「おせちを作る!」とはりきっていて、一日中忙しくしていました。大晦日当日だけでなく、数週間前からインターネットで食材を取り寄せたり、日本食材屋への買い出しや黒豆を水に浸したりと、時間を作って用意をしていました。

「自分でやりたい」という彼を尊重し、私は「味見役に徹する」と称してゆっくりしていました。ちょうど年末にけがをしたこともあって、特に大掃除ができるわけでもなく、寝室で横になってじっくりと読書したり有意義に過ごしました。

夜になって少し涼しくなってきたころに彼と交代し、天ざるそばの年越しそばを作りました。年末だからと奮発して海老天を揚げました。ブラジリアは内陸なので魚介類が肉に比べてとても高く、特別感がありました。
 
そしてテレビでカウントダウンを見ました。
 

 
いやー、すごい!の一言。コパカバーナの海岸幅を広くつかって一斉に上がる花火もすごいし、それを見に世界中から集まった人々の数もすごい。よく見れば、沖にとまっているいる旅客船も桁違いの大きさです。
 
ブラジリアでも中心部で花火大会があったようで、うちの窓の外からもバンバン花火の音が聞こえてきました。日本だと除夜の鐘を聞いてしんと心が落ち着きますが、こちらでは真逆で盛り上がってました。
 
 

ブラジルでおせち作り

元日は主人のおせち。本人はおせちを食べたことないのに(!)作りました。レシピ通りに作ったとのことでとても美味しかった。
 
15799941_1344689545602445_3160385012968080888_o

煮しめを肴に、日本からの輸入品の日本酒を頂くと、久しぶりに日本の居酒屋にいるかような気分になりました。野菜の飾り切りもかわいく、椎茸は亀でした。
 
 
15844211_1347806428624090_6281857284147951155_o
 

 
この地で〈シイタケ〉や〈里芋〉が手に入るんだ!とびっくり。レンコンはこちらでは貴重で、乾燥のをもどして使ってました。生産する人、運ぶ人(貿易と運送会社)、英語レシピをネットで発信した人、たくさんの人のおかげで主人がおせちを作り、私は幸せに新年を迎えております。
 
 
私自身が商社勤務や海外進出支援を日本でしていたのですが、微力ながらも携わってきたことの恩恵を自分が受けているなぁ、と実感がありました。退職してこちらにくるまで、東京では無我夢中の日々でしたが、なんだかここで一息。
 

また、〈男性に頼ること〉を教えてくれた周りのお姉様方にも感謝。下手に私が出ていかなくてよかった!
 

人のつながりで成り立ってる食卓。感謝しながら、いただきました!
 
Akiko Y.P

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です