オレンジジュースとホットサンド。ブラジリアのいつもの朝ごはん。

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毎週、水曜と土曜の早朝〜11時頃まで、近所で朝市が立ちます。
ファーマーズマーケットというやつです。
ブラジリア近郊の農家がやってきて、新鮮な野菜や果物が並びます。

今朝、主人と出かけてきました。
早起きしたついでに、帰り道にパン屋に寄り、朝ご飯を外で食べてきました。
(ファーマーズマーケットについては、また別で書きます♪)

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頼んだものは、オレンジジュースとハム&チーズのホットサンド。
ブラジルでは定番の組み合わせだと思われます。

オレンジジュースは、オーダーした後で、何個ものオレンジを使って絞ってくれます。
私が知っている限り、近所にあるどのパン屋でも飲めます。1杯が平均3.5レアル(約112円)。ブラジルはオレンジの一大産地。さすが、太っ腹だな〜と、その質と価格にトリコになっています。

ハム&チーズのホットサンドは、Misto-Quente(ミスト-ケーンチ)といって、ブラジルでは一般的な朝食メニュー。4.5レアル(約144円)でした。(※2016年10月5日現在、1レアル=約32円)

バターを塗ったパン、ハム、チーズをそれぞれ鉄板でグリルしたあと、サンドします。家庭でも定番のメニューで、主人の実家に行った時も義母が作ってくれました。

パン屋のカウンターの中に大きな鉄板があり、注文してから作ってくれます。
パン屋のおばちゃん(親しみをこめて、”おばちゃん”と呼ばせてもらいます)
ニコニコしながら作ってくれました。

「パンにはバターを塗る?」
「ジュースには砂糖を入れる?」

そんなことを聞きながら、作ってくれます。

朝市からパン屋に向かう途中。近所の道です。

朝市からパン屋に向かう途中。近所の道です。

 

ブラジルならばどこの街角にもあるような、とても普通のパン屋です。
(少なくとも、ブラジリアとリオデジャネイロにはありました)

飾ったところが何もない。
だけど、このシンプルなメニューが実に美味しいなぁ、、、と思ってます^^

パンがあたたかくて、端っこがバターでカリっ!
ふつうの、でも添加物のにおいはしない程度の手頃なハム。
ちょうどいい塩加減のチーズが、とろり♪

シンプルこの上ない、この最強の組み合わせよっ!
と、心のなかで讃えています。

 

 

栄養バランスは?カロリーは?とか、
頭の片隅で指摘しはじめる私もいるんですが、
ここでは、そんなこと言うのは野暮だなって思います。

 

あたたかい朝食を、ニコニコ顔で目の前で作ってくれる。

なんかもう、それだけで十分です!

老若男女だれもが立ち寄れて、
子ども連れでも、仕事の途中にササっとでも。

さほど、おしゃれじゃない」ってところも良い。
落ち着くんです。
毎日こんな朝食だったら、さすがに肥ると思いますが、
このパン屋のおかげで、朝からとても幸せな気分を味わえています。

 

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photo by JUN

同時に、住み始めると色んなジレンマが見えてきます。
この朝食に対してでさえ、幸せにひたりつつ、一方で複雑な思いも。
それは、次回にて^^。

次回→憧れの海外生活!?ブラジルからの食レポを通して知りたい、この世界のこと。
SLeepY CiTY BUGs

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