日ブラ夫婦に共通する懐かしい味は、、、デンマークのバタークッキー!?

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ブラジリアでいつも利用しているスーパーでデンマーク産のクッキーが売られていたようで、夫が買って来てくれました。

 

 

ブラジルと日本で共通する味

私はこれ、日本でも子どもの頃から食べていました。青や赤の丸いクッキー缶に入って、どこのスーパーでも見かけました。だから、変な話ではありますが、このデンマークのクッキーが日本から来た私には何だかすごく懐かしかったんです。ふるさとを思い出す味。

 

意外にも、ブラジルで生まれ育った夫にとってもこれは「懐かしい味」とのこと。

 

彼は父親の仕事の関係で、子どもの頃に家族でアマゾン地域に住んでいたことがありました。その時に食べたことがあるんだそうです。え、アマゾンで輸入品のクッキーを食べてるの!?

 

そのこころは、、、。

 

ある時期、お母さんが病気になってしまい、街の病院に入院することになり、1~2ヶ月の間、母親のいない生活をしていました。入院を終え元気になったお母さんは、街で買ったたくさんの輸入菓子をお土産に、アマゾンに帰ってきました!

 

お母さんが入院していたのは、ブラジルの北西部で最大の都市、マナウス市というところ。

 
 

一般的にブラジルでは、輸入品にかける関税が高く、輸入品のプリングルス(450円前後)やイギリスのスナック菓子(600円前後)は私のなかでは贅沢品扱いです。

 

でも、マナウスにいたっては、1967年以降、“マナウス・フリーゾーン”と呼ばれる経済特区に指定され、輸入規制の緩和、税制面で優遇されているそうです。

 

そのため外資系企業がマナウスに進出しているとのこと。そして、夫の話を聞く限りでは、個人レベルでも海外の製品が安く買えるということなんだろう、と私は推測しています。とても行ってみたい。

 

マナウスについての説明はこちらをどうぞ!
  • マナウス案内|在マナウス日本国総領事館
 

お母さんのお土産のひとつに、このクッキーもありました。「こんなクッキー初めて食べた!!!」と、幼かった夫は感動しました。お母さんが元気になって帰って来たことと合わせて、子どものころから好きな味、として記憶されているんです。

 

ブラジル人と日本人に共通する、思い出の味。

 

デンマークのクッキー、恐るべし!!!

 
***
 

日本人の私に「懐かしい!」と思わせ、はたまた、ブラジル人の夫に「子どもの頃の思い出」としてインプットさせているなんて!意外なところに、巨人を見つけました。

 

元商社勤めのはしくれの私。デンマーククッキーの「一人勝ち状態」に、多少の対抗心を燃やしています。笑

 

Akiko Y.P

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