カップルでの断捨離。言えなかった思いまでスッキリ!

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先週末は、夫のピーターが金曜と月曜が代休だったので、4連休でした。
この期間は、二人でうちの断捨離をすると決めていた!
 
・実は誰も好きじゃなかったソファ(ピーター独身の時から使ってて、穴が空いてた)
・壊れたり古いのに持っていた
 
こういうものを一気に捨てたところ。

まだ片付けは残ってるけど、どんな部屋にしようか考えるのがたのしい!
 

何より、二人とも納得しながらできたのが上出来!
どっちも我慢したり諦めたりしなかった!
二人の共同作業って気がする。

カップルによっては、インテリアをどちらか一方の趣味にそろえる、とかやり方はそれぞれだと思う。
うちは、もともとピーターが独身の時から住んでいる部屋に私が参入してきた。それに彼もこだわりが強いので、私の趣味で全部買い替えるということも、気持ち的に折り合いがつかなかった。
 
私からすると、もう捨てていいだろう、というものがいっぱいあった。
それをストレートに言うと、絶対反発される。
 
「まだ必要」「捨てるのはもったいない、高かったんだよ」
 
気持ちは分かる。時間をかけて、少しずつできるところから整理整頓をすすめていった。 

ここに来るまで、すごい難しかった!(笑)
でも今すごいハッピーです!!! 
 

結婚して以来、2年間秘めていた思い

結婚生活を始めるとき、私は全てを0にしてからココに来たのに、独身時代を引きずってるままのお気楽ピーターが、この2年ずっと憎らしかった!(笑)  
 
しかも今住んでいるブラジリアという街は彼の生まれ育った場所でもある。私の故郷は地球の反対側だというのに、彼はこの街に詰まった沢山の思い出と暮らしている。

街を歩きながら「このパン屋は昔と変わらないなぁ」とか「子供のころはこのアパートに住んでいたんだよ」と、何度も何度も同じ回想をしてはほっこりとほほ笑んでる彼。
 
結婚する前と同じ部屋で、同じ職場で、同じ国で、同じものを食べて、彼は彼の生活を続けている。
 
そんな彼を見て、「いいなぁ。私も生まれ育った町で暮らしたいよ」と羨ましくもあり、同時に「私のホームシックの辛さを、この人にどんなに伝えてもわかってくれないんだろうなぁ」と悟った。
 
「子供のころ一緒に通学したガールフレンドが住んでいたアパート」をご丁寧に教えてくれた日にゃ、「そんなお前にホームシックの呪いをかけてやろうかぁ~!!!」、と本気で恨めしい気持ちでいっぱいだった(笑)
 
今は独身時代から使っていたソファも人に譲ってくれて、もう着ない服も読まない本も一層してくれて、同時にやっと独身気分も一掃してくれたように思える! We finally are on the same pageって感じ。

誰かと一緒に作っていく生活

このまっさらな部屋をこれからどうしようか、と二人で話し合っている。 
二人で生活を創造していくって初めてだ、楽しい。

私は結婚するためにブラジルに来たんだな、としみじみ思った。
他人と何か一緒にしたり、2人でこの家族を楽しむために来た。

でもいまだにふと、え!私とこのブラジル人の男の人が家族になれるんだ!?って、驚くことがある。
国境超えたよ、すげぇなぁ!!!って心の底からわき立つ。家族だって!
 
って、私は江戸時代の日本人かい。もう平成も終わるというのに。

Akiko Y.P

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