文系総合職がリモートワークを始めるためにやった3つの行動。
こんにちは。ブラジルに嫁いで2年目のあき子です。
私は仕事は在宅で、日本のとある法人で働いています。
いわゆるリモートワークです。
先日、ある方から、リモートワークってどうやったらできるの?と質問をいただきました。
結論を言うと「知人からの紹介」です。
「リモートワークやりたいぞ!」と思って、アレコレ試行錯誤していた中で、ある時思ってもみなかったところから、お声をかけてもらいました。
そこで、この記事では、私が声をかけてもらうまでにやってきたことをご紹介したいと思います。個人的な経験で、再現性は薄いかもしれませんが、何かしらお役にたつことがあれば幸いです。
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目次
1、自分のスキルの棚卸し
「リモートで仕事したい」と思うと同時に、「そういえば、私ができることって何だろう?」と振り返りました。
何に課題意識を持っていて、自分のどんな特性を活かして取り組んできたか。転職時には、そんな自分だけのストーリーで勝負していきます。(私の場合)
というか、他の人と比べてしまうとどうしても劣るので、自分のストーリーを大切にすることしかできない、という消去法です。苦笑
具体的には、履歴書を日本語と英語で作成しました。作成しながら、自分のことが浮かび上がってきます。例えば、下記2つなど。
事務処理能力
でもそれを商売道具にするほど上手ではありません。新しく表を作成するのは全然上手くできない。
美しい表を手早く作成できる敏腕は周りにたくさんいました。ただ私は、人が作った表を管理することはできます。数千行に亘る大量データの管理経験があり、2つ以上のファイルが連携している場合も、そのつながりが分かるし簡単な修正ならできます。
コミュニケーション力
プロジェクトをさばいていくのもメンタルも弱くて、関係者からの反対意見にいちいちへこたれていました。
でも、反対意見さえなければw、コミュニケーションは得意な方。「人の顔色をみる」という良いか悪いか分からない特技があるので、海外からいらしたゲストとのささいなコミュニケーションは誰よりも得意。例えば、「フライトはどうでしたか?」「昨夜はよく眠れましたか?」というもの。
これは仕事の本チャンな部分ではないのだけれど、円滑に進めるために和やかなムードを作るのは海外の方とは大切なこと。(ちなみに、本チャン部分のガチなビジネスシーンは通訳者に入っていただいていました)
いかがですか?普通ですよね。笑
はい、私はどこにでもいそうな一般人です。
私みたいな一般人が仕事をするのに大切なのは、他人より優れた人材であることよりも、自分ができることの凸凹を分かっておくことじゃないかな?と思います。
「これはできるけど、あれは他の人の方が得意。」
そんなことを自分で分かっておくと、チャンスが来た時に、「はい!私できます、やります!」と手を挙げられます。逆に「これは無理だ。」と受け流すべき機会も分かります(これ大事)。
自分に合わない仕事をするのは雇う側/雇われる側の双方が辛いので、この凸凹を把握しておくことは大事です。
そのためには、今までそのときどきで、未熟だろうがバカだろうが(私のことです)、目の前にあることに、思いきり悩んで&行動して、できることは全部してきたと自分で言えることが、役に立ちました。
それでいいんですよ、他人と比べてたら昇る太陽ものぼりません。だって私、ただの普通の人なんだもん!
実際に、この仕事に声をかけていただいた時、すぐに「やりたいです。今までのこういう経験が活かせると思います。ただ◯◯の部分については経験がないのですが、それでもよければぜひよろしくおねがいします。」と返事をしました⇒採用!
ご縁が来たら前のめり!
その結果、今は初めてコミュニケーションに関わる業務をしているのですが、やってみたら自分の特性に合った分野だったので、良かったと思っています。
2、頼まれる前から、もうスタートしてしまう!
とはいえ、何からすれば仕事できるのかなんて最初は分かりませんでした。ただ、「リモートワークしたい!する!探す!」という、自分のスタンスだけは決めてみたんです。
人間、集中すると、色んなことが見えてきます。
一番最初の仕事は、日本で農業を営む父のために、個人的に使う請求書のフォームをエクセルで作るというものでした。
これは、父とのささいな会話からニーズが見えてきて、「作ってみたから、使ってみてよ。」と言って渡したものです。
頼まれてもないのに、やった!笑
他にも、(これはお金はもらわなかったものの、)父が携帯で撮った新年会の写真を、参加者みなさんへ配れるようにネットプリントの手配をしてあげたりしました。
頼まれてはいないけれど、困っていそうだからやってあげた!
きっと20代〜40代の人は、家族や親戚のおじちゃん、おばちゃんをよくよぉ〜く観察してみると、ネットやパソコンを使ってやってあげられることがあると思います。町内会のイベントのチラシを作ったり、旅行の手配をしてあげたり。
それをやって、お小遣い程度であっても、お金もらうってものアリじゃないでしょうか?それが喜ばれたら、おばちゃんのお友達も紹介してくれるかもしれませんよ。
そしてね、それを仕事にしなくてもいいんです!
3、SNSやブログで、自分がやりたい事&やったことを発信する
父の手伝いをした後、私はFacebookやブログでその経験を発信しました。
内容や報酬を考えたら、恥知らずなのかもしれません。
でも、私にとっては大きな一歩だったから、言いたかったんです!
そしたら、周りの友人・知人が私のことを、
- 私は、事務仕事ができるスキルと環境はある。
- 私は、仕事を探している。
ということを認識してくれました。
これがあり、帰国して日本の実家にいたときには、実家の野菜を東京の知人へ売るという思わぬ仕事につながったり。(楽しかった!)
また、数ヶ月後に、facebookでゆるくつながっていた方から、今やっている仕事の話が舞い込みました。
その人は私が前の会社へ入社した日にその方は退社した、という、一日だけ同僚だった人。一度ご挨拶だけして、facebookでつながって、、、その後一度だけSkypeでおしゃべりしたことがありました。
Skypeからも数ヶ月経ったころ、産休に入る方がいるので、人を募集していると声をかけてもらいました。
どこで誰が見ていてくれるのか、本当に分からない!!!
自分が何が欲しいのか、何ができるのか、発信することの大切さを身を以て感じました。
※仕事内容によっては発信できるものが限られる場合もあると思いますので、そこは各自ご調整を。
最後に
そして、今の職場に完全なるリモート形式で参加してから1年が経ちました。同僚も全員がリモートで仕事しています。取引先様もそんな形態だったりするようです。
トンネルを抜ければ、そこにはリモートワークが当たり前の世界がありました。
http://sleepycitybugs.com/2017/02/14/notice-in-working-remotely/
リモートワークは、出勤時間がないことや、好きな場所で仕事ができるという良い面があります。ただ、別に夢でもオシャレな世界でも何でもなく、すべきことをするのくり返しな日々が待っています。
ちなみに私がリモートワークを始めたのは、現地語が未熟なままブラジルに嫁ぐことを選んだから、それしか選択肢がなかったから!。
正直、ブラジルに来なかったらできたであろう、色んな道が閉ざされたと思います。苦笑
それでも、人生はいつ何があるか分からないから。愛する対象を見つけたなら、それを一番たいせつにすることが、一番本人が納得いく結果になるんじゃないかなと思っています。
もし将来的に「リモートワークをしたい」と考えている方がいらしたら、リモートワークは特別なことではないということを、私はお伝えしたいです。
探せばあります!やっている人、いっぱいいます!やったら、できます!
あなたの一番たいせつなことを、大切にできる生活を応援しています^^
Akiko Y. P
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▼おまけ▼
これは温泉旅館で仕事した時のハナシ。遊びみたいな記事ですが、旅先で仕事する時の様子を書いてます。よかったら読んでみてください。
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