義理の母との付き合い。ネコかぶるの諦めると、爽快さが残ったよ。

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いやぁ、やっちまった感でいっぱいです。
やっちまったなぁ〜!!!と悶絶しながらも、
過ぎてみれば、どこかしら爽快感がある。
 
  
 
何がって、そりゃもう、あれですよ。
何かと過敏に反応しがちなアレ。
義理の母との付き合いです。
 
  
ブラジル人の義理の母のことが、私にとっては、なんかちょっと敏感になっちゃうんですよね。理由なんてないんです。本能的な部分だと思います。
 
  
義母は、そりゃもう愛情にあふれた人で、
子ども達を立派に育て上げて、
さらに犬や猫まで世話をする。
家中ピッカピカにみがき上げて、
いつも美味しいご飯を、家族みんながお腹いっぱいになっても余るほど
たくさん作ってくれるような、そりゃもう素晴らしい女性です。
 
  
愛情があふれてるのね。
 
  
それで、私に対しても愛情表現、荒波のごとし。
日々「元気?」「今日も素晴らしい一日を」「神のご加護を」等々の
メッセージを送ってくれるんです。
 
 
で、私はそういう熱い愛情表現に慣れていないのか、
同じステージに立てないというか、
結構スルーしてるんですよね。。。
 
  
▶参考記事:義理の母とのつき合い方。“基本的にダメ嫁”プランでやってます。

 
  
受け流したいだけ受け流して、気が向いた時だけ、返事する。
そんなヨメです。
 
  
自分でも「私って愛情が薄い人間なのかもしれない」と疑ってかかってる。そんな私の主張としては、
 
 
「手放しで愛情を注いでくれる相手に、
 取り繕ってお返事する意味はない。
 このままの私をお見せする方が、誠意だ!」

 
 
だって、無理だからね。
同じテンションじゃないからさ。
義母には義母のテンションがあるように、
私にも私のテンションがございます。
 
  
それをそのままお見せする、
他人だったらもう少し取り繕うかな?
でも、義母のこと好きだからね、私。
 
 
そんな飄々としたスタンスでいたんだけど、
今回は、我ながら七転八倒してたね。
でも結果、良かったんじゃない?というお話です。
 
 
 
 
 
目次
 
 
やっちまった1:父の日のお祝いを欠席した。直前に。
やっちまった2:わが町へ訪ねてきた義両親を泊めなかった。
やっちまった3:義母がうちで料理作ってくれている間、マッサージに行った。
やっちまった4:別れの挨拶に寄ってくれたけど、ベッドから起きなかった。
振り返って:やっちまったけど、今回はしょうがない。
まとめ:無理するからキライになる。義母との関係は取引じゃない。手持ちのカード、全部出す。
 
 

やっちまった1:父の日のお祝いを欠席した。直前に。

 
 
ブラジルにも、「母の日」と「父の日」があります。コンセプトは日本と同じで、母と父に日頃の感謝を伝えようというもの。
母の日は日本と同じで5月にありますが、父の日は8月の第2週末でした。
 
 
義両親は、私が住んでいるブラジリアという街から車で4〜5時間程の距離の街の出身です。その街には、主人の祖父母も住んでいます。義両親は、その街にセカンドハウスを持っています。普段はブラジルの南部に住んでいるけれど、一年のうち何ヶ月間は、ブラジル近郊のその街で過ごしています。
義両親がセカンドハウスに滞在中に、私達夫婦が遊びに行ったり、義両親がブラジリアに来たりして、会う機会をつくってます。
 
 
先週末は「父の日」だったので、義父を囲んだ食事会をしよう!という話が自然と出ました。
1ヶ月前ほどから、そんな話があって、私達も週末に行く気でいたんだけれど、
その日が近づくに連れて、私は気が重くなってきちゃって。。。
 
  
何がイヤだ、という明確な理由があるわけじゃないけれど、
私のホルモンバランスが乱れてたんじゃない?

 
 
私以外のみんながポル語で会話することとか、
その街がムワっ!と熱いこととか、
いつも人がいっぱいいる高速バスのターミナルに行くこととか、
今までなら何でもないことなのに、
今回はなぜか、気が重くてたまらなくなった。
 
  
本音は「行きたくない。今は家族に会いたくない。」だね。
 
 
ちょっとガマンすれば、行けたのかもしれない。
それにそんなこと言えば、家族は何て思うか分からない。
だからこそ本音を言うことがこわくてね、日が過ぎて行った。
 
  
最後には日本の母に電話してね、まず全部の本音を聞いてもらった。
母は、「そう思うものはしょうがないよ、ピーターさんにそう言ってみたら?」と言ったんだけれど、
それを聞いて、私も腹をくくった。
 
 
私自身もなんで「行きたくない」なんて思うのか分からないけれど、
それでも今回は行きたくないということが確か。
 
 
私が思ってることを正直に全部伝えて、
それで嫌われたら、それはしょうがない。
 
  
それで、夫のピーターに包み隠さず本音を話してみたのが、父の日の3日前とか。「自分の家族に会いたくない」と言うヨメに、ピーターは最初驚きと反発を隠せなかったようだけれど、ヨメが今にも泣き出しそうな顔まっかで、鼻息はあらく、眼光するどく主張しつづけるもんだから(だいぶブス顔よw)、少ししたら冷静に受け止めてくれたんだよね。
 
  
そして、祖父母も両親も含めた食事会の予定を、今回は私の体調が優れないからという理由でキャンセルしてくれた。
途端に私は気持ちが軽くなったね。
義理の母にメールすると「またコンディションが良い時にね」と言ってくれた。
 
 
 
 

やっちまった2:わが町へ訪ねてきた義両親を泊めなかった。

 
 
父の日を気持ち軽やかに過ごした翌週、今度は義両親がブラジリアに訪ねて来ることになった。私は「何で!?」と思ったね。一難去ったのに、また!?って。
 
  
今回、こんなに拒否してる自分が本当によく分からなかった。
今までも本当によくしてもらってるし、何よりキライではないから。
 
 
でも、出された料理を食べなきゃ、朝ごはんの時間に起きなきゃ、ポル語の会話をなるべく聞き取って、なるべく会話に入らなきゃ。とかこんなことを考えると気持ちがズドーンと重くなって、身体が全力で拒否してた。ホルモンバランスが乱れてる(ということにしてる)時には、「相手に合わさなきゃ」と思うことが大きなプレッシャーなんだということが分かった。
 
 
いつもなら、我が家に泊まってもらうんだけれど、今回はそれができなかったね。ブラジリアに親戚がいるから、そちらに泊まってもらった。
金曜日の午後にブラジリアに着いて、夜に親戚のうちへ行くまでの間、我が家に来てもらってた。主人も含めてみんなでお茶して、会話してたんだけれど、、、宴もたけなわになったところで、私は勝手に寝室に引きはらい、昼寝した!
 
 
だって、会話分からないのに、その場にいるの、疲れるんだもんねぇ。
夕飯一緒にどう?と誘われたけれど、断った。それって、ブラジルでは結構ありえない返事かもね、と思いつつ。
 
  
 
 

やっちまった3:義母がうちで料理作ってくれている間、マッサージに行った。

 
 
翌日の土曜日は、お昼を一緒に食べようという話になって、
母がわが家でランチを作ってくれることになった。
メニューは主人のリクエストで、ラザニア。
 
 
でもね、私はその午前中に、マッサージの予約を入れてたんだよね。
予約をずらすこともできたけれど、私が家にいる必要は特にないじゃない?
そう思って、義母が料理してる間、ヨメの私はマッサージでトリートメント受けてた。
 
 
背徳感と、でも家にはいたくない感。
マッサージは静かな空間で気持ち良かったけれど、終わった瞬間、これから義両親と一緒にランチか、、、と思うとプラスマイナス0な感情だった。
ほんと、自分でも何でこんなに拒否してるのかは、ナゾ。
ホルモンバランスが、乱れてるということにしておこう。
 
 
ランチはやっぱり母親のご飯って世界共通で鉄人並みに美味しくて、とたんにハッピーになった。ワインも進んでよかったけれど、でもやっぱり私は途中からなんかしんどさが出て来た。だから勝手に失礼して、昼寝で爆睡w 目が覚めたら夜になってて、両親はすでにお帰りになっていた。
 
 
明日のランチに、義母の友人が私達も含めてランチに招待してくれたんだけれど、「なんか色々無理だな、、、。」と思って今回は断った。
 
 
 
 

やっちまった4:別れの挨拶に寄ってくれたけど、ベッドから起きなかった。

 
  
日曜の昼にはブラジリアを発つ両親、朝のうちにわがやに別れの挨拶に寄ってくれるという話だった。
でも、いつ来るかはそういえば話してなかった、、、。
 
 

朝9時に主人に電話があって「今、家の前にいる」って。
私達まだ寝てたんです。主人は慌てて着替えて迎えいれたけれど、
私は何かダメでね。いらっしゃったのは音で分かるのに、起き上がれなかった。で、寝続けた。
 
 
立ち話の後、「じゃぁ行くね」となった時に、なんと主人が両親を寝室に呼び寄せた。
(多分、主人は私に気を遣ったんだと思う。でもその気遣い全然うれしくないんだけど、もうしょうがないね)
 
 
両親が私に挨拶に来たから、さすがに飛び起きた。
私まだ寝てるし顔も洗ってないし、髪とかしてもない。
 
 
もう、何も隠せないね、こんなんです申し訳ない、でも今はこうなんです。という姿を全部みせたよ。
「どうもありがとう」とだけ告げて、お別れのハグをした。
駐車場まで見送りにも行けなかったね。
 
 
 
 
 

振り返って:やっちまったけど、今回はしょうがない。

 
今回、本当に両親には「どうもありがとう」で、それだけは伝えた。
でも、「何もおかまいできなくて、ごめんなさい」とは言わなかった。
私のなかで、何かが完璧に壊れたね。
 
 
言ったところでカバーできる範囲はとうに超えてただろうし、
両親の前で取り繕ったって何になるだろうか?という疑問の方が大きかった。
 
 
私だって、できるもんならもっと歓迎したい、親戚や母の友達のご好意もありがたく受入れたい。でも、今はそれするには「ガマン」が必要なんだよなぁ。
 
 
本当はイヤだけど、ガマン。
本当は今寝たいけど、ガマン。
本当はそんなに楽しく思えないけれど、ガマン。
 
 
そして、相手のご好意にガマンで返すのは、かえって失礼なんじゃないかな。
 
 
 
 

まとめ:無理するからキライになる。義母との関係は取引じゃない。手持ちのカード全部出す。

 
 
今回、家族との交流を全力で拒否ってる反応は、ホントに自分自身でもナゾだった。結婚してすぐは「よろしくお願いします!」という緊張感があったのが、
今は1年以上経って、少しなじんできたのかもしれない。
 
 
でも、なんだろう、全力で拒否した後には、「日本から来たヨメ」像は壊れて、「アキコ」が残った。
気分屋で、空気読まず、自分優先の凸凹パーソナリティー。でも嘘は一切ない。
 
 
これが仕事相手や距離がある相手だったら、不都合なカードは出さないで様子みたりするんだろうけれど、長く付き合っていく家族だし、どこかでやっぱ信頼してるんだよなぁ。私は持ってるカードを全部さらけ出してみた。。
 
 
そしたら、義母がどう思ってもいいなという気分になった。
気分はやや爽快です!
 
 
もし嫌われたとしても、「そう思うのも無理ない。」と私でも思うしね。笑
でも義母はきっと私のそのままを認めてくれるという信頼が、なぜかある。 
 
 
 
 
私いまちょっと普段の生活で、いっぱいいっぱいなんだよ、余裕ないのよ。ということかな。家族と言えども、「ちょっと距離置きたい時」ってある。嫌いなんじゃなくて、今はちょっとムリ。
 
 
ちょっとがんばれば、もうちょっとできたかもしれないけれど、
ガマンしなくて良かったと思う。
ガマンしてたら、きっと文句言いたくなっただろうからな。
今は、こんな私をよく受け止めてくれたなぁ、という感心のこころだけが残っています。
感謝まではまだ感じないのよ。
今回は「私はワタシをよく守った」という戦いでもあったなぁ。ちょっとのんびりしよう。
 
 
 
 
 
 

8月本気出す!仲間を募集しています。

サムネ2.jpg

(今日は「停滞ムード」なんですが、、、)
今までやろうと思っていたのに、思っていただけで放置していたこと。
8月は行動に移そうというチャレンジをしています。

そこで、お互いに「今日はコレやったよ!」「いいね!」と励まし合える仲間がほしいです。

ここまで読んでくださって、「やる気に火がついた!」「どうなるか分からないけど、とにかく一歩踏み出したい!」と思った方、

(1)今月やりたいこと
(2)具体的に何をするか(簡単でいいので)

この2つをこちらの記事のmessage欄で書き込んでみてください!

言葉にすること自体が勇気ですよね。
しかも他人に伝えるなんて、めっちゃドキドキすると思います。

でも、それをしちゃうと自分の意識が変わって良い循環がはじまると信じてます。私もmessageをお返ししたいです!

↓message欄は、この記事の下に表示されてるコレです。

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messageは、書き込んで送信してくださったあとは、私が承認作業をしたら、ブログページ上に表示されます。コメントの公開が嫌な場合は、その旨を書き添えてください。その場合は、承認をしないで、私の心にだけ留めておきます

 

まぁ、無名の私が、脈絡なく始めたことなんで、一体どうなることか分かりません!
「コメントはハードル高い」っていう方も、横目でいいので、(流し目でもいいよ♡)温かい目で見守ってくださいませー♪

正直、コメントいただくことにめっちゃ癒されてますよ!

 
たまに思い出したら、また遊びに来て下さいね。

Sleepy City Bugs あき子
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