ヨガ教室に行きたかった1週間。【海外くよくよ日記】
ブラジルに来てからというもの、基本的には引きこもり生活。この街で友達や知り合いを作るのに苦労しています。
いつもは環境に文句を言って泣き寝入りしてやりすごすんだけど、こないだふと、自分からも何かしら心地よい居場所をみつけてみようか、という気分にやっとなれました。
私が好きなこと、やれば必ず楽しくなることを考えてみる。
今のところNo.1はJAZZERCIZE(ジャザサイズ)。アメリカ発祥のダンスエクササイズで、今流行ってる音楽に合わせて、ダンスのような筋トレのような1時間を過ごすフィットネスダンスです。友達に教えてもらいました。ジャザサイズにはまった、同い年の友達の背中が、たるみがなく引き締まってる!のを見て、体験レッスンへGoしました。
音楽に合わせて身体を動かすのはとても楽しい!それに、必死に1時間こなせばすごく疲れるけれど、必ず筋肉痛になるんです。これが“効いてる!”感じがして嬉しいです。インストラクターの先生達がいつもめちゃくちゃポジティブなエネルギーを発していて、行けば必ず気分が晴れる!都会でなくても日本全国に教室があるのも良い!ブラジルに来る前に、実はハマりにハマっていました。
でもジャザサイズは、ブラジリアでは無いみたい。それじゃぁ、と、No.2に好きなヨガの教室へ行ってみようかという気持ちになりました。
ヨガは20代初め頃から好きで、DVDやYoutubeを見ながら、気が向いたら家で練習しています。家で一人でもできるんだけれど、それじゃあいつまで経っても引きこもり生活から脱出できないから、教室に行ってみようと思ったのでした。
Google mapで「ヨガ教室」を検索すると、私が一人で行動できる範囲内に2つヨガ教室を発見。1つはホームページ等をよくよく見ると、現在は閉鎖していました。もう一方は、ホームページもかっこ良くて、周りにはかっこいいカフェやレストランがあるエリアにあります。行くの楽しそう!
「体験レッスンは無料。詳細は問い合わせてね」と書いてあったので、早速、代表の方にメール(What’s App)で問い合わせてみました。
代表の方の返信によると、
・体験レッスンは週に2回。火曜と木曜の夕方4時半のクラスで受入れている。
・そのクラスを担当しているヨガ講師に直接連絡して、アポを取ってね。
とのことでした。
「あ、そうなんだ。」と思ったのは、私が直接アポ取るんだという点。日本だったら多分代表の方からヨガ講師に私が参加したい旨を伝えてくれるんじゃないかな。そうか、ここは、こういうパターンなんだね、と。別に嫌だったわけでもなく、ちょっと驚きました。
ヨガ講師の先生は男性でした。名前を仮に”オディール君”としましょう。オディール君に連絡すると、明るい感じで
「OK!じゃあ次のクラスで待ってるね!」と快諾してくれました。
「OK!じゃあ次のクラスで待ってるね!」と快諾してくれました。
久しぶりに、自分から行動を起こしたことへの達成感や、楽しい場所へ行ける!という期待で、当日を楽しみに待ちました。
でも、この時の私は甘かったのです!
当日、4時半スタートのクラスに間に合うように家事や仕事を済ませ、教室の場所のばっちり事前に確認し、3時半に家を出ようとしていたその時!!!
オディール君からメールが来ました。
「AKIKO、ごめん!僕なぜかダブルブッキングしてたから、今日じゃなくて次のクラスに来てくれる?」
え!!!???
え、何それ?どーしたらそうなる?!
この時は、ガッカリとか残念という感情ではなくて、“びっくり”しました。でも、こういう展開には、ブラジル生活の中で鍛えられた(麻痺した)のでしょう。すぐに、「まだ家を出る前だし、良かったな。」と思い直していました。オディール君には「じゃぁ、次のクラスに参加します。」と返事しておきました。
そして、次のクラスの日。この日もクラスに間に合うように家事や仕事を済ませ、教室の場所をいちおう復習し、3時半に家を出ようとしていたのですが、その時!!!
またオディール君からメールが来たのです。
「AKIKO、元気?今日はクラスがキャンセルになったよ。また次のクラスに来てくれる?」
何とも明るい調子で、直前のキャンセルの連絡。まさかの2度目ーーーー!!!
え!!!???
え、何それ?どーしたらそうなる?
ふたたび驚きました!そして今回は、イラッ!と怒りがわきました。
キャンセルを繰り返すコトとか、それを伝える時もさらっと明るくお詫びもなしってコトが嫌でした。
「私は怒ってる!のではあるが、、、、この場所ではそういうのが普通な感覚なのかもしれない。それが普通だったら、私がそれに慣れた方がいいのかもしれない。」そう思って、返事もそれを聞いてみました。
「ちょっと確認したいんだけれど、こういう直前の変更やキャンセルって、日常茶飯事なの?」
オディール君の返事。
「違うの違うの!今回はたまたまだったんだよ、ごめんね、次のクラスには来れる?」
ここで私は、怒りを感じながら、返事どうしようかな〜?と迷ってました。
「二度あることは三度ある」のか?(もしそうだったら、けっこうショックだろーなー)
「三度目の正直」?
次回はどっちだ?!
これは難易度が高くて、すぐに返事はしなかった。けど、希望にかけてみたのです。
「じゃぁ、次のクラスに参加します。」
・
・
・
そして、それ以来オディール君からの返事は来なくなりました、、、。。。
なぜ!!??
もうこの頃には、私は謎の勢いがついていまして。ちょっと「怖いものみたさ」の好奇心が出て来たわけです。オディール君から返事がないまま、当日、イチかバチかの精神で、教室の前まで行ってみました。
そうしたら、教室の前には、フィットネスウェアを着て、ヨガマットを持った女性が一人ぽつんと立っていました。
教室は鍵がかかってて、中に誰かがいる気配もない、、、オワタ。。。
でもまぁ、こういう展開もどこかで想定していたのも事実。
あーぁ、また「何がどうなってるのか全然わからないけど、とにかく私的にはがっかりで終わった」パターンだ。ブラジルに来て以来、良く味わってるやつです。千本ノックなんだろうか、だんだん慣れてきます。「はい、これで終わり。この件これで終了です。」と、自分で自分に語りかける、少々むなしいけれど。
気を取り直して、その女性に話かけてみると、彼女も私と同じ境遇で、体験レッスンをしたくてオディール君にメールをしたけれど、今日まで返事がなかったからとりあえず来てみた、とのことでした。2人だと笑い飛ばすことができました。良かった!
ほがらかで見るからに優しそうなその子と会話してると、何だか癒されてしまいました。
その子もヨガ教室に通いたいそうで、今は色んな教室の体験レッスンを受けて、自分に合うところを探しているところだそう。私は、その子と一緒に通えたら楽しいだろうな〜と思ったけど、恥ずかしくて連絡先を聞けませんでした。だから、その子ともそれきり。(こういうところ、がんばらんといけませんね、後悔。)
まぁ、オディール君とは一回も会えなかったんだけどね!
最初に、「ヨガ教室に行ってみよう!」と思い付いてから、この日まで1週間以上が経っています。
そして私はまだヨガ教室に行けてない。。。
トライしたけど、エラーでした。
こうやって様々な計画が、まるで最初から何っっにもなかったかのように、起こらずして泡になってく、、、。。。
いちいち凹たれてたらダメだね。
ということを学んだ、今回のアドベンチャーでした。
Akiko
2017-05-26 by
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