誰にも言えないほど苦しかったブラジル生活【海外くよくよ日記】
結婚してからなのか、ブラジルに暮らし始めてからなのか定かじゃないんですが、なんだかここに来て「おっ、おうっっ!」と自分でも焦るほどのネガティブな感情を抱く事が多々あります。
「あ、私ってこんなにまで周りを責められるんだ!」って純粋に驚くほどのダークサイド。
たいがいそういう感情を抱いている時は、「こんな感情を出しちゃだめだ」とも同時に思ってて、必死に目の前にいる旦那に「大丈夫だよ」とウソついてます。
情けないのが、そういう時こそ目の前の相手には言えないのに、SNSでは言えてしまえそうになること。
そんなの筋が通ってないでしょっ!って思って身動き取れなくなります。くるしいなぁ!
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3月から4月にかけて、旦那さんの1ヶ月のバカンスにおともした時も、あぁキツいなぁって思うことが何度かありました。 「こんなに恵まれた環境にいるのに」という罪悪感も同時に発生して、「くるしいなぁ!」という感情に必死でフタをするのがパターン。誰にも本当の気持ちが言えませんでした。
目の前の旦那さんにさえもいえなくて、でも抑えてたってチョコチョコ態度にはでるもんだから、 私はただ「機嫌が悪い人」で留まってしまいます。誰の得にもなってない。
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「あぁ、ブラジルのせいだ、旦那さんのせいだ、私のせいだ」って、一生続けていられるんじゃないか!?というくらいのネガティブ感情。
身体は怒りを感じているのを、ただ一人でフルフルと感じてる。そういう時にも皿洗いとかしてると、「カツン!カツン!」って皿をぶつけてる訳です。異様なオーラは出してるんですよね、そう、一番近寄りがたいヤツ。
底の底のそこのそこのーーーっ!自分で知らなかった境地のネガティブで一杯になりきったとき。
あぁ!って。
なんかフッと笑って思える考えがよぎりました。
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「私、この場所に対して何も貢献してないのに、文句ばっか言ってるなぁ。。。」
それが本当にそうなんですよー!!!ギブ&テイクのギブばっかって感じ?あ、逆。テイクテイクっ!テイクばーーーっかり。見事にそうだから、滑稽なくらい自分がアンバランスに見えました。
私、誰に頼まれた訳でもないのにブラジルに来て、(旦那さんが日本に来るという案も現実に出てたけど、2人で話し合って、納得し合って私がブラジルに来た)、
まだ税金も払ってないし、 地域のなんかの活動に関わってるわけでもない。
この地での活動といえば、日々、スーパーで買い出しするくらいです。
ブラジル産のもの、表示が読めなくてコスメだって海外からの輸入品が買いたいくらいです。 仕事だって日本の企業でしています。
こんな私が、日々この国にいられるのに、
「ここが嫌だ、キツい、しんどい。」←これ一杯ある。
そんなことには敏感で、ぶつくさ文句でいっぱいになっています。
これあれだ! たいして役に立ってないのに、会社の文句だけは一杯言ってた新入社員のころと似てます! (懐かしい。。。)
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そんな私にも、少しはできたこと。それは、去年のクリスマス時期に、日本の友人達にブラジルからプレゼントを送ったことです。
日本の友達にも喜んでもらえるであろう(数少ない←)私のお気に入りをよりすぐりました。
ちっぽけなことではあるけれど、これはここの場所にとって良い事をしたんじゃないかな?(自己満足か、、、)
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私きっと、この場所や今の環境に対しての文句はしばらく言い続けるだろう、と思ってます。←オイ!
なかなかシンドイですね。異文化の中にいるのって。(本音)
#最近本音しか言えない。
(ハッシュタグ、、、。)
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どうせ文句言うのは変わらないんだから、 その分、何かしらの貢献(?)罪滅ぼし(?)この環境になにかプラスになるようなことをしなくちゃ、 バランス取れないよっっ!!!
と、自分にツッコミしました。文句はしばらく止まりそうにありません。文句言うと、すっきりする!ということを覚えました。(日本にいた頃は「思ったことを言う」ことができなかったのです。)
どうせほっといたって、私は文句は言うんですよ。だったらネガティブはもう放っといて大丈夫だから、「好きだな」「かわいい♡」「心地良いー」てポジティブにばっかりかまかけてて大丈夫。
どちらにしろ、ちょっと笑えたら、だいぶオッケーですね。
暗い感情を知ったので、笑いでどんだけ救われるかを知りました。夫婦の危機を救います。
ともかく、今わたしができることは、
「ブラジルで楽しく買い物すること」
「ここの友達と楽しくお茶すること」
日本のコスメをお取り寄せしたくてたまらなくて、それはきっとこれからするんですが、ブラジルでも楽しく買い物します。
くらだらない?
ちっぽけ?
でも、今はこれが最大限の立ち位置。
日本で、自分で稼いだお金で、キレイなホテルでお茶してた頃が大昔みたいです。
私、自分のことをバカみたいって思います。
けれど、その分、こんな私が紹介するブラジルのものは、純粋に素敵なものばかりになるハズ。
うん、それが私にもできることのようです。
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