ブラジルでクリスマスの過ごし方、考え中、、、。
こんにちは。インスタを毎日ひらくたびに、クリスマスのメニューやデコレーションを目にするようになりました。
ブラジリアは今、夏です。昼間は日光が照り付け、外出を控えるほどです。オーブン料理は避けたくなるような、あの感じです。
高原地のため朝晩は肌寒くなりますが、それでも16度くらいです。「今夜はお鍋が食べたいな」とは思わない、そんなところです。
南米大陸のひろーい青空の下でも、北米式のモミの木やトナカイのクリスマスデコレーションがされていて、少し違和感を感じます(笑)
モミの木もトナカイもいないから。こっちは、ヤシの木にカピバラだからなぁぁ。
ブラジルの伝統的な祝い方と言えば、豚の丸焼き(おかしらつき)という料理があるようです。私はそっちのほうに興味があります!なんでも30人分くらいの料理だそうで、今の時代あまり見ないなぁと、とーちゃん言ってました。見てみたいなぁ。
あとはこの時期はイタリアと同じ、パネトーネを食べます。イタリア系のパン屋さんでも売り出されています。
スーパーでは箱入りのパネトーネが3mくらい!高く積まれています。となりにはコカ・コーラも同じくらいの高さで積まれています。
ブラジルではお正月よりもクリスマスを重視しているようで、一週間ほど休暇を取る人が多いです。うちのとーちゃんの職場もそのようで、だからこそ彼はクリスマス期間中も働きます。職場に誰かはいなくちゃいけないので。子どもがいる同僚を優先してあげてるようです。
私たち二人は、クリスマスだからといって盛りあがる理由がない、という冷めた態度ではあるものの、周りのきらめき具合には反応しています。結果、「クリスマス、どうしたもんかね?」とまごまごする、中途半端なところにおります。
素直に楽しめればいいのにな!
ひとつ、こちらでは貧しい子がたくさんいるので、支援団体へ寄付はしたいと思っています。郵便局が主催する、貧しい子へのプレゼントとサンタさんに成り代わってお手紙のお返事を贈るという企画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=cCaSIsjkEU0
キャッチコピーは、
Você também pode ser Noel!(あなたもサンタになれますよ!)
私 たちも参加したかったのですが、先月のうちに締め切りで間に合いませんでした。また来年挑戦します。
ご参考「ブラジルの郵便局で今年もサンタクロースが活動開始」MEGA★BRASIL(2016年11月12日付)
(以下、記事より一部抜粋)
「このキャンペーンはボランティア事業で、社会的に恵まれない立場に置かれている子どもたちが書いた手紙に応えてプレゼントが贈られるというもの。」
「郵便局に多くのサンタクロースあての手紙が届くようになったことから、郵便局自らが始めた企画です。事務員、配達員、各局員のみなさん自身が心を動かされて、贈りものをするようになったのがはじまりです。誠実な心で自然に始まった行動がムーヴメントとなって、現在の形に発展したのです」
「クリスマスには寄付をしたい。」そう思うのはこっちに来てからです。
ありがたいことに、All I want for Christmas is YOU!と思える人とは一緒に暮らしているし、恋人はサンタクロースです。家族2人は満たされているし、私たちは仕事もある収入もある。
クリスマスだから、という理由で必要な人に回せるお金はあります。だったら回せばいいじゃないかって、ブラジルに来てから本心で思うようになりました。格差階級社会を目の当たりにしたからだと思います。だって、日本にいた時は思わなかったから。
日本にいたとき、お金があるけど寄付をしたいと思わなかったのも自然なことだったと思います。欲しいものを買ったり旅行に行ったりするのと、寄付するのも「したいからする」という点では同じだんだなと、私は自分の変化を通して思っています。
だから無理に寄付しなきゃ、と思うより、そう思わないんだったら先に行きたいとこにいっていろんなもの見るってのも一つの道のりです。
お金持ちが寄付をする行為が普及している国は、たぶん日本よりも格差を目の当たりにする機会が多いんだろうなと思いました。ハートが動くときに、お金は動くと聞いたことがあります。その通りだと思います。
あとは、クリスマスは親戚にクッキーを焼きたいなと思っていて、これから練習します!あとちょっとはブラジルっぽいきれいな飾りつけをしたいな。
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