ブラジルでのポルトガル語講座。いよいよインターナショナルな世界が広がっていました。

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ブラジルの公用語は、ポルトガル語。街中で英語はあまり通用しない。日本にいる間にテキストブックを入手してはいたものの、あまり捗らず。ポルトガル語能力ほぼゼロのまま、引っ越してきた。

ここでの生活を始めるにあたり、言葉の習得が何よりもの優先事項。独学がムリだと分かったので、学校に通うことにした。

ブラジリア連邦大学（UnB）による、外国人のための語学コース。その名もNEPPE（ネッペ）（Núcleo de Ensino e Pesquisa em Português para Estrangeiros）。

大学の中の様子。NEPPE websiteより。

１０月から１２月まで、週３回通う。授業料は840レアル（約28,500円、１レアル=34円で計算）。申込みに行った際、事務所の方が英語で対応してくれた。他にもフランス語が話せるみたい。（アフリカからの学生も多いから、と後で気がついた。）

この時、久しぶりに主人以外の方と会話をした。言葉が伝わり、会話ができるうれしさを改めて実感する。

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左上から右へ。オーストラリア、カメルーン、ナイジェリア、オランダ、サウジアラビア、クロアチア、イラク、ブラジル、アメリカ、日本、ガイアナ。

私が通うのは初級者コース。１クラス計15名の生徒達。初めてのクラスでは、各々の自己紹介から始まった。国籍や職業をポルトガル語で言ってみる。

みんな色んな国から集まって来ている。上記の写真はみんなの国の国旗を集めたもの。アフリカや中東、欧州、アメリカ。聞き慣れない国もあって、帰ってあわてて調べたり。私以外の日本人の方もいた（うれしかった）！

職業もいろいろ。中でも外交官や外交官の奥様などが目立つかな。ここブラジリアはブラジルの首都で、各国の大使館があつまってるからかと。あとはPh.Dやエンジニア、弁護士、セラピスト、家政婦など、仕事の都合で来た人たち。そんな中に、ブラジル人と結婚した私も混ざってる。

先生はブラジル人の女性。これから博士課程へ進むという28歳の才女。才女というと私はしっとりしたおとなしげな女性を思い浮かべる（なんでだ？）けど、そこはブラジル人。とても明るくて陽気で、ヘルシー美人。彼女のおかげで笑いもあり、クラスは和やかで良い雰囲気。

最初の授業だけ、英語を使って良かった。二回目以降は、基本はポルトガル語のみ。どうしてもの時だけ、英語で質問して良い。はっきりいって、先生が何言っているのか全く分からない！そんなとこから始まった。

今まで、「私の英語力はまだまだだから、もっと英語力をつけたい」と思っていたけれど、ポルトガル語が始まってみると、「いかに英語は楽なことか。」って、恐れ多くもそう思った。だって、英語だと質問ができるし、何が欲しいのか伝えられるから！そのスキルは、生活していく上でまず必要なことだって、ここに来て分かった。
たまに英語ネイティブの子達が英語で「ダダダダダーッ」って質問をしてて、それを先生がポルトガル語で「ぺぺぺぺぺーッ！」って回答していて、そんな光景を前にして「イヤァァァァーーーー！！！！」ってなる。頭がパンクしそう、クラスの真ん中で叫びたくなる！！！笑

ついて行けるように、対策をとらなきゃ。