旅にすがらない。ドラマチックに生きる女子の、旅行前のチェック事項2つ。

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こんにちは。
地方と世界で自分を生きる、旅するアラサー・アキコです。

7月に入って、夏休みを利用して、旅行に出る方もたくさんいらっしゃると思います。旅は面白いですよね。異国の地は、何気ない街角でもシャッターを切りたくなる。フォトジェニックな景色との出会い、最高です。

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私は今まで「冒険」っぽい旅をしてきました。目立っては、以下の2つ。

29歳の時に「夢を追って」アメリカへの3ヶ月間一人旅。
新卒で入社した会社を退職し、オーガニックの現場を知りたくて各地の農場を訪ねてまわりました。

・31歳の時に「恋人を追って」ブラジルで6ヶ月間の同棲生活。アメリカから帰国後、転職して勤めていた会社を退職し、南米へ初めて行きました。

 

こんな経験を通して、旅をより安全に、自分にとってプラスの経験にするために注意すべき点が分かってきました。

私のこれまでの旅は、「会社を辞め、夢や愛に生きる」というドラマチックなものでした。「旅の目的はいくらでもドラマッチックにしてもよろし。」です。どれだけ好きに生きてもいいのです。

ただし、抑えるべきポイントは抑えること。
これは絶対だと思います。

何かと言うと、可能な限りの安全サポートをセッティングして行くことです。

・旅行保険に加入する(お金をケチってパスするなどは、無し!)

・外務省のHP等で、渡航先の基本情報を頭にインプット(特に危険情報)

・万が一、パスポートやクレジットカードが紛失した場合の対処法を確認しておく。

・最低限の、身体とこころの健康を整えておく。

旅程表を作成し、家族や身近な人に渡しておく。(滞在先、旅先でお世話になる人の名前と連絡先等。)

・現地の言葉を学んでいく、難しい場合は現地でガイドを頼む。

これらは、旅のプランニングをしていると後回しになりがちですが、
愛に生きる私でも、こういうことは意外とキッチリやっています。

なぜなら以下のように考えているから。

世界中、日本みたいに安全な場所は、ブータンくらいしかない。
その他の土地は、日本のような治安ではない。

私の身に何かあったら、家族に世話にならざるをえないから。
(例えば、最悪の場合私が死んだら、家族に渡航先に来てもらって、遺体を持って帰ってもらうことになると思う。)

私が私の人生を生きるのは自由ですが、安全面をきっちり整えてから行くことは必須だと思っています。

(みんなは、どうしているのかなー?素朴に疑問。)

2、夢をかなえる、自分に酔わない。

IMG_0220夢のないことを言ってしまいますが、夢をかなえるときこそ、シビアに自分を見つめます。

なぜなら、旅に出ることで、今の環境から抜け出せちゃうから。、、、当たり前なんですが。

で、それが救いになる場合もあります。行かなきゃ見えない景色がありますものね!

一方で、自分を見つめなくても良くなるという側面も

そのため、目の前にあるカベを越えなくていいがために選択する旅、になっちゃう場合もあります。

旅は非日常。それを活かそうとしているのか、利用してるのか、自分自身の見極めが必要になります。
読んでくださっているあなたはきっと賢い女性だとおもうので言います。

どうか旅にすがらないで。

というのは、私の過去のイタい失敗から言うことです。

それは何年か前、私は自分に自信がなく、

仕事も好きじゃない、お給料も全然低い、
現状に全然満足していなかったころがありました。

何を思ったか、私は元カレを誘って、2人で海外旅行に行ったのです!!!
そう、私ってバカだったの(笑)

彼にはフラれたんだけど、私の方が未練タラタラで。
メールしたり、たまに電話もかけたりしていました。

そうしてると、過去に楽しく付き合っていた頃の思い出が、
私の脳内で美しく作り直されては、

やっぱり、彼が一番好き☆

いつかまた復縁したい☆

という勝手な希望を、自分の中に育てていたのです。

それで、当時のいきさつはよく覚えていないのですが、私から誘って旅行に行きました。

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旅先で見る光景はとても刺激的で、楽しくて、

朝、どのお店でコーヒーを飲もうかな?とか、

今通りすがった人のファッションが、すっごく素敵だった!とかとか。

いちいち感動する光景がくりひろげられるのですよねー!
(旅って、いいですねー♡)

で、誰かと一緒に旅をする時は、
そういう感動を、いちいち共有したくなるのです。

だけどね、一度別れた人ってね、やっぱり別れただけのことはある。
お互いの感動ポイントが、もう重ならないの!!!

「ねー、このアイス、日本では売っていないフレーバーだよー♡」
元カレ「フーン、、、へぇ、、、(たいして興味無し)。」

元カレ「今日さ、●●っていうスポットに行かない?」
「(え、全然行きたくない。)」
チーン!

こんな感じのすれちがいばかり、、、。

私たちは日本人の旅人がたくさん滞在するゲストハウスに宿泊していたのですが、
もう私たち2人の間では興味・関心が重ならないから、自然と、元カレの方は、他の宿泊客の方々との交流を拡げて行っていくわけです。

とても可愛くてかしこい女の子と、SNSのアカウントを交換している元カレの姿を、目の前にした私。とっても苦しかった。でも文句言える立場じゃない。

「いつか復縁できたらいいな♡」と夢見ていた私、大金はたいて行った旅先で、
みごとに泣くはめになって帰国しました。

とまぁ、個人的な過去のハナシを読んで頂いてしまいました。
すみませんねぇ。恐縮です。

でもですね、読んで頂いたあなたには、このブログを読むに費やした時間を、ムダにしてほしくないのです。

私の教訓は、

「もっと、自分を大事にしてあげろ!」

でした。

大事に扱ってくれる人のそばにいること。

これをしていなかったら、家族を心底悲しませちゃうね。
当時はこれもわからなかったし、できなかったんだな。
なぜかって?

私、自分のことを自分でかまってあげていなかったのでした。

あの頃、彼は私が欲しいものをたくさんもっていたのです。

勤め先よりも名の通った、大きな会社に勤めていて、お給料もたくさんもらっていた。

仕事で大きなプロジェクトに携わっているようだった。

お互いにそんなに上手じゃなかった「英語」も、仕事のかたわらコツコツと自分で学習を進める努力。

私が欲しいものを持っている彼のことが、「好き」ではなくて、「未練がある、寂しい」というタテマエをふり回して、
「欲しいものを、欲しいと言わないで済むように」
(言うと努力しなきゃいけなくなる)
そんなホンネを見ないようにしていた気がします。

一緒に旅するくらいだもん、復縁だってしちゃうかも☆と、本気で期待していたデス。。。

旅先でズタズタになったあと、
何年もかけて、私が欲しかったものは自分が動いて、一つずつ手に入れて行きました。

私が欲しかったのは、

・「好き!」「楽しい!」と思えることを仕事にできるように、自分自身を磨くこと。

・英語を話せるようになること。

・仕事を通して、自分自身の世界がどんどん広がって行く感覚を味わうこと。

こんなことたちでした。今となっては、もう過去の望みとなっているのですが、
自分で自分の夢を叶えてあげること。
体験できて、よかったなって思います。

周りの人には何度もかっこわるい姿をさらしたし、失礼なこともしたし、迷惑もかけたんですけどね。

自分のやっていること、置かれている状況に、全力でハナマル! OK!出せるようになった後で、
彼の努力がいかにすごいか、自分でやってみてなんとなく分かりました。
(激務をこなしながら、英語も習得しながら、元カノのメールにもたまには返信するとか、、、)

それに、気をとりなおしてシングル生活をめちゃくちゃ楽しんでいたら、
夫とも出会えました。夫も夫で、自立して自分の人生をめちゃくちゃ楽しんでいる人でした。

「旅に出る」
非日常で、夢みたいで、周りのみんなも「いいね!良い旅を!」と送り出してくれる。旅に出れる機会をうまく活かして、HAPPYな自分を作っていけます。

そのために、シビアになれる能力も、フルに使っていきましょう!
自分のために♡

meお読みくださりありがとうございます。

SLEEPY CITY BUGS
Akiko Y.Perfeito@明日から“ちょい旅”行って来ます♪
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