田舎に住んで、人に可愛がられながら、仕事を創りました。

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はい。田舎にあるものを売って、ニートだった私は仕事を創りました。
ゼロからイチ。

周りの数名の方に、心ばかりですが利益を還元できました。
うれしいです。
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とっても、とっても小さなことです。
周りの大人が、ニートだった私を助けてくれたとしか思えません。
そして私は、助けてもらう自分を受け入れて、フル活用できました。
そこが今回の自己成長でした。

家やご近所のおじちゃん、おばちゃん(みなさん農業がなりわい)が作っている、農家が家族のためにつくる野菜と魚の干物を、ご縁のあった方にお売りしました。

いきなり、「野菜を下さい。」と訪ねて行った私に、みなさん揃ってこう言われました。

「市場に出すためのものではないし、農家だとあることが当たり前過ぎるもの。
お金はいらないよ〜。」

田舎育ちの私は、その感覚もすごく分かります。
田舎では野菜を「もらう&あげる」ことが多々あります。

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でも都会で暮らして来た私は、その、ただ家族のために作った食べ物の価値が分かります。それは、つまり、農家における親から子への愛情表現です。子は自分の為にてまひまかけられた野菜を、ペロッと、なーんにも考えずにムシャムシャ食べて育ちます。

都会生まれの人だったら、野菜は購入するのが当たり前?一生、市場に出す目的で作られた野菜を食べて過ごす?のかな。だったら一度体験してもらいたいな、と思いました。

ただ、ただ、あなたが食べるために作った野菜。

(市場に出す目的の作物を否定はしません。そのおかげで私は生活できています。)

image家族の食べる用にという気持ち。それがこもった食品に値段をつけることは、失礼な気もしました。
「はい、ブロッコリー○○円です。」

そのブロッコリーの値段を決めると、ブロッコリーの価値を制限する気がして。
本当は10万円でも20万円でもするくらい、本当に愛おしいと思っているもの。
値段付けは、心をシャンとさせる必要がありました。

imageサヨリの干物を提供してくださった方の釣りへ同行させてもらいました。
時期的にシケで、獲物はゼロでしたが、この景色の中で過ごす時間はプライスレス。
買って下さった方にも、体験して欲しいな〜。この時間も共有したい。と思いました。

私用に竿と座布団を用意して下さっていた。

私用に竿と座布団を用意して下さっていた。

透明感。

透明感。

また別の方には、レンコン堀りにもお邪魔させてもらいました。

レンコン収穫

こちらが、レンコン畑。

泥を洗い落とすと、乳白色のレンコンが見えてきます。

泥を洗い落とすと、乳白色のレンコンが見えてきます。

私の手取りは3,000円。周りの方へ一人一人への還元は数字にしたら、時給にも満たない。私のままごとに、心やさしい人達が付き合ってくれた、と言われてもしょうがないかも。でも、ゼロからイチができました。

何もしてなければ、この3,000円だって産まれてないんだもんね。
私、すごいな〜。って今日は正直に思いました(^^)
しばし自己褒めに浸ります。

購入いただいた方からは、

味が濃い。
太陽の味がする。
愛情が伝わりました。

と、こんな嬉しいご感想も頂きました。
そして、そんなに感動もされなかった方もいらっしゃいました。

うん、うん、そうですよね。
相性、ありますよね。

そして今後、続けるのか。
そこは私の弱さで、持続力はないのです。
どなたか持続力のある人の、お力を借りれたら理想だな〜と思います。

そしてご縁があって相性の良い方に、
もっともっと喜んで頂けることをしたいと思いました。
私はどれくらいの喜びを創れるんだろう。
って、考えたらちょっとワクワクします。

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