山さんぽの会#01[前編]3歳のシティボーイ、田舎にあらわる。
前回に引き続き、山さんぽの会#01を開催しました。
場所は前回と同様、私有の山です。
今回は、東京在住の3歳の男の子も参加してくれ、
山道のさんぽと、畑での野菜収穫体験をしました。
当日の概要
大人達は高校からの同級生で、みんな尾道育ち。
一方、子ども(名前はせっちゃん)は、東京育ちのシティボーイ。
「歩くのがあまり好きじゃない。」と、事前にお母さんから聞いていたので、
当日はせっちゃんの様子をみながら進めよう、途中で下山もアリかな?と思ってスタートしました。
若干の不安を抱えて、山さんぽスタート
みんなで山道を歩いて登ります。今の時期、山道は落ち葉でふかふか。
農家の人は、これを熊手で全部あつめて、畑の肥料を作るんだよ。
お母さん「せっちゃん、上着着たら?寒くない?」
せっちゃん「いらなーい。寒くなーい。」
(男の子って、絶対いらないっていうよね。)
落ちている枝木の前と後ろを持って、電車ごっこ。
電車が大好きなせっちゃんが思い付いた遊び。
「快速列車」や「特急列車」の時は、パワー全開で山道を駆け上がっていました。
「そのパワー、おばちゃん(私)にも分けて〜!」←せっちゃんに無視される。
おやつタイムも忘れずに。お母さんが用意してくれたおやつは、木の実ミックス(ひまわりの種やクコの実など)と、ぽん菓子(米菓子)。
無事に山頂のお寺に到着。自分でここまでよく登ったね!!!
私は正直、驚きました。大人が普通に歩いて50分程かかる道のりです。途中でくじけず、よくやったね。お母さんの励ましのおかげでしょうか。
お寺は中国山地の一角にあるのですが、高台にあるので瀬戸内海まで見渡せます。瀬戸内海の島に住む、せっちゃんのおじいちゃん家も見えるかな?と探しました。
さぁ、お参りの後は、少し休んでいこう。
ここの休憩スペースで大人達はコーヒーで一服。女だけの秘密のトークにも花が咲きました。せっちゃんは、ぽん菓子のおやつ。
一服して、同じ道を歩いて帰りました。
子どもとの山さんぽでの気付き
途中、こんな場面が何度かありました。
せっちゃん「もう、お家にかえろう。」(ふいに立ち止まる)
私 (「じゃあそうする?」と言いそうになる)
お母さん「山の上にノンノンさん(お寺のこと)があるから、そこまで行こう よ。」
せっちゃん「ノンノンさん?わかった」と再び歩き出す。
後でお母さんに聞くと、子どもが足腰を鍛えることは大切なので、意識して励ましていたようです。そうなんだ、私が甘やかすところだった!引き返すのか、歩き続けるのか、見極めが大事ですね。
また、3歳のせっちゃんのペースで歩くと、山を登っておりるまで3時間かかりました。大人だと1時間半です。下山した時には14時を回っていて、お腹ペコペコでした。次回以降、予定をたてるときの参考にしよう。
後半へつづく。
[山さんぽの会#01[後編]3歳のシティボーイ、野菜の収穫体験。]
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